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Kindle Unlimitedの対象作品は随時更新されます。Amazon.co.jpの書籍詳細で最新の提供状況をご確認ください。寧(北政所)と茶々(淀殿)。現代の目は、この二人を秀吉の妻と愛妾と見て、あたかも対立したかのように捉えてきた。しかし実は、二人は連携して豊臣家を運営、大きく動く歴史の中で確かな役割を果たしていた。本書では、妻、母、姉・妹、養女、奥女中など、女たちの足跡をたどり、一夫多妻の豊臣家の真実に迫る。 はじめに 豊臣家・京極家・織田家略系図 第一章 豊臣秀吉の家族 1 語り継がれる「大政所」像ーー秀吉母 2 豊臣家の栄枯盛衰を見届けた姉ーー智 3 秀吉の妹・家康の妻ーー旭 4 豊臣秀長とその妻子 5 三条河原で斬殺された豊臣秀次の妻子 6 小早川秀秋と離縁した妻ーー毛利輝元養女 7 豊臣秀頼の怨念に苦しんだ妻ーー徳川千 第二章 一夫多妻の豊臣家 ◎本章を理解するための予備知識 1 離縁の危機を乗り越えた最初の妻ーー浅野寧 2 歴史から抹殺された「南殿」と「石松丸」 3 妻の地位から脱落した織田信包の娘ーー姫路 4 秀吉の最大の寵愛を受けた妻ーー京極龍 5 二人の若君の母ーー浅井茶々 6 妙顕寺城天守に置かれた織田信長の娘ーー三の丸 7 「聚楽天主」と呼ばれた妻ーー前田摩阿 第三章 秀吉の婚姻戦略──養女たちの行方 1 秀吉の愛しの隠し子ーー前田菊 2 太閤秀吉の秘蔵の娘ーー前田豪 3 怨霊となった養女ーー「小姫」 4 婚約を解消させられた豊臣秀長の次女きく 5 将軍家御台所となった浅井江 6 豊臣家の血筋を伝えた豊臣完子 第四章 豊臣家を支えた奥女中たち 1 豊臣家と徳川家に仕えた女傑ーー孝歳主 ◎ 奥女中の組織 2 豊臣家老女のナンバー2--ちゃあ 3 「関ケ原合戦」まで浅野寧を支えた東・こや 4 品行方正なキリシタンーー客人 5 豊臣家の奥向の「総締まり」--朝日 6 浅井マリアと京極マグダレナ 7 二人の天下人から大切にされた高畑鍋 第五章 大坂の陣をめぐる女たちの攻防 1 浅井茶々の二人の乳母ーー大蔵卿と南 2 大坂の陣を生き延びた茶々付の老女ーー二位 3 早々に命を絶った三位と正栄 4 茶々が切望した大上臈ーー伊勢あこ 5 浅井家出身の老女ーー海津と饗庭 6 秀吉の親族出身の乳母ーー右京大夫 7 秀頼がもっとも心を許した乳母ーー宮内卿 8 大坂城を脱出した女中ーー山口菊 9 豊臣と徳川の橋渡しだった常高院ーー浅井初 関連年表 読書案内 おわりに
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