カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」
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カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

ISBN: 9784087213089
著者: 室橋 裕和
出版社: 集英社
レーベル: 集英社新書
ページ数:
出版日: 2024-03-15

内容紹介

【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】 いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。 そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか? どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか? 「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか......その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならでは悲哀だった。 おいしさの中の真実に迫るノンフィクション。 【目次】 はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」 第一章ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか 第二章 「インネパ」の原型をつくったインド人たち 第三章インドカレー店が急増したワケ 第四章日本を制覇するカレー移民 第五章稼げる店のヒミツ 第六章カレービジネスのダークサイド 第七章搾取されるネパール人コック 第八章カレー屋の妻と子供たち 第九章カレー移民の里、バグルンを旅する おわりにカレー移民はどこへ行くのか 【著者略歴】 1974年生まれ。 週刊誌記者を経てタイに移住。 現地発の日本語情報誌に在籍し、10年に渡りタイ及び周辺国を取材する。 帰国後はアジア専門のジャーナリストとして活動。 「アジアに生きる日本人」「日本に生きるアジア人」をテーマとしている。 現在は日本最大の多国籍タウン、新大久保に在住。 外国人コミュニティと密接に関わり合いながら取材活動を続けている。 おもな著書は『北関東の異界エスニック国道354号線絶品メシとリアル日本』(新潮社)、『ルポ新大久保移民最前線都市を歩く』(角川文庫)、『日本の異国在日外国人の知られざる日常』(晶文社)、『ルポコロナ禍の移民たち』(明石書店)など。